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奇景
白石鉱山は1969年に閉山した鉱山です。
工場の後ろにある山から石灰岩を産出し、 その石灰石を砕き、石灰を精製していたようです。 扱っていたものが石灰ということもあり、 工場内の所々が真っ白になっていて神聖さすら覚えます。 また、現在土地の所有者が工場内を少しずつ撤去しているとのことで、 管理会社や何かしらの調査をしている人がいることも多い。 ※この廃墟は「廃墟ディスカバリー」のコバテックさんと合同で撮影しに行きました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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![]() 白石鉱山を訪れたのは5月あたりですが、 行く先々植物がはびこっています。 夏になったらこの道はナタでもないと 進めなくなるのではないでしょうか。 付近に水が多いので、夏はやぶ蚊も多いと思います。 ![]() 右の池へのガードの作りもとても綺麗です。
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![]() 水質管理質室の近くにはこんな水槽もありました。 ![]() たぶん鉱物を処理した際に使った水をこの池にためて、 鉱物質を沈殿、上澄みをさらに処理していたのではないかと思います。 先日紹介した水質管理室の所にある池がこの後の工程で、 水をろ過して川に流していたのではないかと思います。
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![]() 草の茂った中を歩いていくとまた小屋がありました。 この小屋も実験道具のようなものがたくさん置いてありました。 製品の品質チェックをしていたのかな? ![]() 「製品は買う身になって作りましょう」 製造業の基本ではあるけれど、当たり前すぎて忘れてしまいがちな言葉を、誰でもいつでも見える場所に貼って、作業者の気を引き締めていたのでしょう。
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![]() ここにもダイナマイトの箱が、、、 もちろん中身はダイナマイトじゃありません。 石灰やその他の道具など、ダイナマイトを使い終わったあと 大きさも適当なので道具箱として使っていたようです。
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![]() 白い小瓶がありました。 この小瓶の中身は石灰で、どうやらこれはサンプルのようです。 全く関係ない話ですが、この石灰を見て子供の頃よくやったゲームブックを思い出しました。 ゲームブックというのは、簡単にいうと読者が話の筋道を決めていく本で、小さな話に番号が振れていて、読者はそのシチュエーションに合わせて次の番号を選んでいくのです。 私が子供の頃によくやったゲームブックは、今のRPGゲームの元になったような、剣と魔法出てくるファンタジーのストーリーで、そういう話には必ずといっていいほど、不自然な場所に不自然な小瓶が置かれているのでした。 例えば、この写真のように目で見れば小瓶の中身を口に含もうなどとは思わないのですが、小説の場合、文を読みディテールを想像するしかない。 今読めばそれが飲んではいけないものなのかわかるのかも知れませんが、小学生の私にはそこまで読解能力がなく、目の前にある小瓶の中身はとにかく飲む(飲まないとどうやっても効果がわからない薬もある)。飲むと数ページたらいまわしにされた後、突然死にいたる(これも意地悪な構成で、たらいまわしにされるため各番号のメモを取っておかないと元のページがわからなくなる)。 ということを繰り返していました。 あぁ懐かしい。 この小瓶はその存在感で20年近く前の記憶を呼び覚ましてくれたのです。 今思えば、ゲームブックで想像したような世界を実際に目で見てみたいから、私は廃墟を求めてしまうのかもしれませんね。
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![]() さて、小屋を出て、また瓶を見つけました。 奇妙な形をしています。 入り口が狭くて中が広い瓶。 まるでホムンクルスを育てるために使うような瓶だ。 ホムンクルスとは簡単に書くと錬金術師の作る人工生命体で フラスコの中で作られ、育てられるそうです。 これも何かの実験に使ったのでしょうか? 現在この瓶にはカビと植物が育っています。
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![]() 先に進むと、先ほどのタイプの水槽で水の入ってない水槽がありました。 いくら工場が長い間止まっていると言っても、普段から雨は降るわけですから多少の水は溜まると思うのですが、この水槽は水がほとんど溜まっていません。 どこか低い位置に水が抜ける穴があるのかな? また水槽の底があまり汚れていないことから、この水槽は現役時代もあまり汚れた水は流されなかったようです。 沈殿、ろ過ときて、最終処理段階の水を溜めておいたのでしょうかね。
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![]() ため池の横にあるバラック小屋に入ってみました。 中はがらんとしていて、紙の袋が折り重なって散らばっていました。 ![]() セメント袋のように丈夫な袋。 この袋に何が入っているのかは残念ながら確認を忘れてしまいました。 袋に書いてある会社名は第一工業製薬。 このメーカーは水処理の際に使う脱臭剤や凝集剤を扱っているので、 たぶんこの袋も水処理関連の薬剤が入っていたのではないかと思います。
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![]() 今まで紹介してきたのは単なるさわりの部分で、 これからがいよいよスタートという感じです。 ここは石灰を干したり袋に詰めていた場所だと思います。 通路左側の隙間状になっている板の間に入っているのは、 石灰の入った平たい箱。 ![]() これが正面から見た状態です。
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