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白い小瓶がありました。
この小瓶の中身は石灰で、どうやらこれはサンプルのようです。
全く関係ない話ですが、この石灰を見て子供の頃よくやったゲームブックを思い出しました。
ゲームブックというのは、簡単にいうと読者が話の筋道を決めていく本で、小さな話に番号が振れていて、読者はそのシチュエーションに合わせて次の番号を選んでいくのです。
私が子供の頃によくやったゲームブックは、今のRPGゲームの元になったような、剣と魔法出てくるファンタジーのストーリーで、そういう話には必ずといっていいほど、不自然な場所に不自然な小瓶が置かれているのでした。
例えば、この写真のように目で見れば小瓶の中身を口に含もうなどとは思わないのですが、小説の場合、文を読みディテールを想像するしかない。
今読めばそれが飲んではいけないものなのかわかるのかも知れませんが、小学生の私にはそこまで読解能力がなく、目の前にある小瓶の中身はとにかく飲む(飲まないとどうやっても効果がわからない薬もある)。飲むと数ページたらいまわしにされた後、突然死にいたる(これも意地悪な構成で、たらいまわしにされるため各番号のメモを取っておかないと元のページがわからなくなる)。
ということを繰り返していました。
あぁ懐かしい。
この小瓶はその存在感で20年近く前の記憶を呼び覚ましてくれたのです。
今思えば、ゲームブックで想像したような世界を実際に目で見てみたいから、私は廃墟を求めてしまうのかもしれませんね。
白石鉱山 |































































































































